一人残された青年が、詐欺師を逆に騙し返す「クロサギ」となるサスペンス ・・・・
クロサギ 3 (3)
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人気ランキング : 37,621位
定価 : ¥ 530
販売元 : 小学館
発売日 : 2004-10-05
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 530
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世の中は人間と人間によってつくられている。
だから人と人は信じ合わなくていけない。
この本ではあたかも社会には詐欺師が溢れているかのように書いてある。そして、安易に人を信じてはいけない、という風に書かれてある。
…が、それは間違いである。
現代は情報社会であり、より多くの情報を人から求めなくてはいけない。そして多くの情報を掴み取るためには、より多くの人を信頼を得なければならない。
信頼される人とはどういう人か?
それは自分を信頼してくれる人間のことである。人は自分を信じてくれる人ほど信じたくなるものだ。
だから人は信頼しなくてはいけない。他人を安易に疑ってはいけないのである。
このような本は社会間に不信感ばかりを募らせる悪書だと思う。
詐欺にも三種、素人を騙す白鷺、異性を弄ぶ赤鷺、そしてその白鷺と赤鷺のみを喰らう黒鷺とあるという。そしてその黒鷺を描いたのが本作品。
詐欺師を題材にここまで深く掘り下げた点は目新しい。1巻〜2巻はその斬新さで読み進んだ。しかし3巻までくると、キャラクターの造形とドラマ展開に平凡さを感じてしまうのも事実。これまで扱われなかった赤鷺も登場したりと読みどころもあるにはあるが、正直やや弱い。これからの展開次第では『ギャラリーフェイク』や『MASTER キートン』のような分野別知識漫画にもなりうるとも思うが、それにはやはりキャラの立ちがイマイチだ。ここまで綿密に詐欺そのものを扱っている点は評価できるが、大筋のストーリーにもうひとつ爆発力が欲しい。あと、そろそろオレオレ詐欺も料理して下さい。